季節の変わり目がツライ方への三つのポイント【その①】
みなさまこんにちは!
吸う温泉「山羊のほるみぃ洞」店長のクニヒロです!
朝晩は冷えますが
昼間は太陽と自然の陽気が心地よくなりましたね。
花粉症の方は手放しでは喜べないツライ季節でもありますが...
季節の変わり目であるこの時期は、体調を崩しやすい方が多いです。
今日からは『今のツライ時期を乗り越えるための3つのポイント』をお伝えします。
「今の時期を乗りこえるための三つのポイント」それは
一つ目は「食事」
二つ目は「休むこと」
三つめは「お風呂に入ってあたたまる」 です。
まず一つ目の「食事」について
季節の変わり目にツライ方は
気候変動に身体が揺さぶられてめまいや片頭痛などの不調を感じる方
気温の変化に身体がついていかない方
花粉症で辛い方など
さまざまな状況から不調を感じる方がいます。
実際私自身も、病棟勤務・夜勤生活をしていた時は春夏秋冬の季節の変わり目が辛かったです。
花粉症ではありませんがとにかく疲労の蓄積が半端ないのと
常に身体が重いと感じるのが、季節の変わり目には拍車をかけたようにさらに重く感じる。
そして「眠い」。
こういう時は内蔵自体が弱っているために起こる現象。
それはどういうことかというと
五臓六腑の働きは「消化・吸収・循環・排泄」です。
胃で消化されたものが小腸大腸で吸収され
血液にのって全身の臓腑に栄養を運搬。
前進の不要なものを今度は中心にもってきて最終的には便・尿・汗・吐く息・涙などで排出。
東洋医学の視点で見ると
消化と運搬、排泄を担う主な臓器は消化器でいう「脾・胃」
普段から元気が出ない、頑張れない、疲れやすい、やる気が起きないなどの方は
まずこの消化機能がうまく働いていません。
なので、どんなに精力のつく食べ物をたべても「身にならない」状況が発生します。
こういう方がまずとるべき行動は
「冷たいものを一切取らない」
「食べるより寝る」
「食べるなら消化の良いおかゆや野菜スープ」
です。
「食べなかったら元気がでないんじゃないの?」と思うかもしれませんが
胃腸が弱いかたは食べることによって余計に疲れてきます。
過労で倒れそうな従業員に、さらなる労働を強要している状況と同じですので。
「食べるより寝る・休む」方が胃腸も休まって修復に時間を費やせるというわけです。
ただしこれは、一日二日で修正できるものではありません。
ここまでの間に掛けた時間と「同じくらいの時間が必要」だと思ってください。
あと「すぐに良くなりたい」と頭で思っても、身体の修復は思い通りにはいきません。
焦りは禁物!気長にのんびり行きましょう。
特に今の時期は食べるものにも気を付けたいですね。
薬膳では、春は肝の季節。
土や種、木々や花、あらゆる生命エネルギーが上へ外へと発散する時期。
人の身体もその影響をうけるため
意識していない部分でエネルギーが外に漏れています。
その漏れを防ぐためにも「ちょっとした酸味」が効果的。
日本人になじみのある「梅干し」は得意おススメ!
市販の甘~い梅干しではなく
できれば田舎で作られた手作りの梅干しを選んでください。
本来の梅干しは天日を浴びてお塩でしっかり熟成させたもの。
その違いは頭では理解できない、からだが必要としている栄養素が含まれていますのでおススメです。
ここで注意してほしいのが
「取り過ぎる酸味はかえって不調を招く」ということ。
胃腸が弱っている方は排泄機能もままならない状態なので、ここに拍車をかけて排泄機能を妨げる行為になります。
「丁度よい塩梅」の判断ポイントは「素材が美味しい!と感じるか」
「これを食べれば良いんだ!」とか「ちゃんと食べなきゃ良くならない」という
義務感や強迫観念にせまられた食べ方は、逆効果。
一口食べて「酸っぱいけどおいしい!」が体の素直な反応なので
その感覚に従ってください。
なので「あれ!?」と思ったタイミングで食べるのを辞める。
「残すのはもったいない」は必要ありません。
だってその「もったいない」で食べ過ぎているのですから。
今は食べることが十分ではなかった戦後の日本ではありませんからね。
量の調節は十分に行うことはできます、
あとは、この季節に体調が思わしくない方は、冷たい飲み物と食べ物全般、ヨーグルトや味噌やチーズなどの発酵食品、山芋などのねばねば系食材、揚げ物を含む脂っこい食事はやめてください。
美味しいんだけど、今の時期ツライ方にとっては最悪な食事内容です。
体が「美味しい!」と感じることと
食感や味で感じる「美味しい!」は違います。
そのあたりを混同してえらい目にあったのが「実はわたし」です!
長くなったので今日はここまで!
それではッ!
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