梅雨時期の過ごし方
みなさまこんにちは!
山羊のほるみぃ洞店長のクニヒロです!
ようやく梅雨らしい雨!!
嬉しいやら困ったやら...。
梅雨時期に雨が降ってくれるおかげで、夏のお野菜が豊富に実るので、夏場のお財布事情にやさしい「恵みの雨」です。
雨降り続きは洗濯物は乾かないし、じめじめ・カビカビして過ごしにくいですけどね~💦
人の都合で自然は変えるもんじゃない!と
遠い昔ご老人が言っていたような いないような...
【雨の日に具合が悪くなる方の体質】
雨の日になると頭が痛くなったり、怠くなったり、眠気や耳鳴りなど、不調が出る方がいます。
店長も以前はお天気に左右されるような体質でした。
どんな体質かというと
・体の水はけが悪い
・体液の循環が悪い
・排出するはずの不純物が体内の残っている
ざっとお伝えするとこんな感じ。
毎日食事や水分補給はしているけれど、消化・吸収・循環したあとに排出されるべき不純物が体内に残り、余分なものとして蓄積している状態ですね。
薬膳では、からだを構成する基本要素は「気・血・津液」の3つです。
この3つの構成要素が全身を巡ることで内臓に栄養素が行き渡り、生命活動が行えるという原理。
食べ物や飲み物、呼吸によって消化器(脾・胃)で作られ、それぞれ輸送・分配され、それにより内臓が上手く活動できるわけです。
活動したあとは当然副産物が発生しますので、今度はそれをまた内臓に運び排泄器官によって便や尿、汗などになって体外にだされる。という解釈。
実際、毎日排泄はあると思いますが、実をいうと今の人たちは食べ過ぎているので排泄が追い付いていないのが現状です。
・甘いもの
・アルコール
・揚げ物
・満腹まで食べる食習慣
・お腹が空いていないのに3食食べる
男性女性関係なく、便秘の人も多いですね。
そして今はマスクをしているおかげで、みなさん呼吸が浅くなっています。
そうなると、食べ物は入るけど出し切れない状態が続いていることになります。
ここで体質改善をおススメするのですが、そうは言っていられないほどツライ方にむけて...
【梅雨時期のおススメ食材】
体がだるくてむくみやすい方には
・ハト麦
・緑豆(春雨、もやしを含む)
・ソラマメ
・緑 (もやし、春雨を含む)
・小豆
・とうもろこし
・とうもろこしのひげ(きれいな緑色のひげ部分)
・ズッキーニ
・わかめなどの海藻類
これらは体内の水分を排出してくれるお野菜たち。
あと、稗・粟・黍などの雑穀も栄養価が高く消化に優しいのでおススメです。
香りのあるお野菜は巡りを良くしてくれるので
この時期不調になりやすい方は取り入れると少し楽になります。
・大葉
・パクチー
・青シソ
・ハーブ類
・三つ葉
・香辛料
効果は緩やかですがお茶でも取り入れられます。
・ハト麦茶
・とうもろこしの髭茶
・あずき茶
ただし、胃腸の弱い方(水分を取った後、胃がちゃぽちゃぽする方)はお茶の飲みすぎると逆効果になりますのでご注意を!
【その他の養生】
体質改善に「良いといわれる食べ物だけを取る」ことはタブーです。
日々の生活のなかでも体質を偏らせない行動があります。
★毎日湯舟につかる
★遅くても24時までに布団に入って寝る
★朝は早くおきて活動する
★最低30回はよく噛んで食べる
★体を冷やさない生活
★ストレスとなる環境に身を置かない
★我慢ばかりの生活をしていないか
など
環境やこころも整えるようにすること
カラダも変わってきますよ!!
体質が変化する要因は食べ物だけではなく
感情や生活からも変えられます^^
【五臓六腑と感情】
薬膳では陰陽五行と感情についても学びます。
内臓とこころは切り離せない関係で、例え気を付けた食事をしていても、感情が乱れていると内臓にも影響しますし、我慢や思い悩むばかりの生活・性格ですと、それもまた内臓にダメージを与え体質を変化させてしまいます!
なので、食事だけを変えても一向に良くならないのはそのため。
気持ちと臓腑の関係性も、薬膳講座で学べます^^
【最後に】
わたしたちのカラダは、自然界とは切り離せない生物です。
メディでうたわれる「これさえ守れば!」「これをたべれば!」的な文句に飛びついても改善しないのはそのため。
根本的な部分に目を向けて実行してこそ不調は改善します。
「やっているつもり」になっていても改善はできなかったなぁ・・・店長。
人生を生きるのに
カラダもこころも軽い方がより楽しめます!
気になる方は是非「山羊のほるみぃ洞」までオコシクダサイ^^
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