暑い時の養生法
みなさまこんにちは!
山羊のほるみぃ洞店長のクニヒロです!
「関東の梅雨入りはどこいった!?」感じで、連日の猛暑がつづきますね。
熱中症で運ばれるニュースも目にするようになりました。
特に今はマスクを常着している方が多いので、熱中症になるリスクは去年よりは高いと思ってくださいね。
さてさて、こんな暑い日が続くと冷たい飲食物でクールダウンしがちです。
ここで気を付けて貰いたいのが「冷たい飲食物でクールダウンはできない」ということ。
体感的には冷たくて気持ちいいしちょっと涼しくなった感じがしますが、実はそうでもないんです。
人の体内温度は37℃で正常に機能しています。
そこに冷たい飲食物を直接胃の中に流し込むと、一時的に内蔵の働きが落ちます。
温まっているお湯に冷たいものを混ぜた時と同じ。
体内温度37℃で活動しているところにいきなり冷たい飲み物や食べ物をガバガバ放り込むと、一時的に動きは鈍くなる。
消化活動をしていたところを一旦止めて、冷えた体内温度をもう一度上げてから消化活動を再開します。その繰り返しをしていると、本来一度で終わるはずの内臓の働きに負荷をかけ何度も何度も働かせる形。
ある意味、自分でブラック企業を経営しています!
あなたはブラック企業の経営者さんです。
人のカラダは精密で精巧に作られています。
そして一つ一つの細胞が寄り添って形作り機能しています。
「決して人の手では創りだせない世界」
人のカラダも宇宙空間だと、店長は思っています。
中医学・薬膳の世界では、消化臓器は五行でいうところの「土」。
「痩せたいけど痩せない!」「お水しか飲んでいないのに太る!」という人は、実は消化機能が弱っている証拠でもあります。
さんざんこき使った痩せた土地に種をまいて「芽が出ない!なんで!」と言っているようなもの。
栄養過多になった土に種をまいて「栄養満点だからきっと良い植物が育つ!」と期待をかけても、栄養過多な土壌でも植物は芽も出さないし育ちません。
太る原因も、痩せない原因も
食べているものや内臓の機能、思考や生活環境にあるため「何か一つ飲めんだり食べたりすれば痩せる」という事は本来はありえないという事を考えようとしない。
人は楽な方に楽な方に逃げていく動物です。
メディアの影響で「そうさせられている」ことにすら気づけなくなっています。
健康になるにも、今より体調を良くするにも、痩せるにも、太りにくい体質にするにも
すべて消化機能の善し悪しが影響します。
深く読み解いていくとそれだけではないですけどね!
ただこれだけは言えるのが
「冷たい飲み物や食べ物を辞めるだけでも、体調が随分かわってくる」という事。
お金を掛ける必要は全くなくて
今より食事や生活を見直して改めるだけで体質改善はできます。
胃腸が整えば、普通のお食事が美味しく感じられ
胃腸が整えば、いつもイライラすることが実は何でもないことだと気付き
胃腸が整えば、いつも不安で不安でたまらない・眠れない毎日が嘘のように気にならなくなります。
胃腸が整えば、歳だからとごまかしてきたシミや肝斑、白髪やほうれい線の進行を留める手段でもあります。
人間を作る土台は「胃腸」です。
ここを労わるだけでも次の季節の過ごし方がぐんっと楽になる。
その秘密を、薬膳講座でお伝えしています^^
ご興味がありましたらいつでもお声かけください。
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