身体を労わる生活
こんにちは
『山羊のほるみぃ洞』店長 クニヒロです!
今日8月6日は土用期間最後の日
これまで体調が思わしくなかった方々
おめでとうございます! 土用明けです!
そして明日8月7日は立秋
新しいエネルギーが流れます。
もう既に流れてはいますが
その勢いは土用が明けたあと グッと大きく早くなりますので
その勢いに乗ってどうぞ楽しんでください。
土用期間は 季節と季節の節目をつかさどる
いわゆる移行期間。
中医学では土用期間は脾胃をいたわる時期です。
脾胃=消化器全般を意味します。
暑さですでに参ってしまいそうですが
こういう時に冷たい飲み物や食べ物で胃腸を冷やすと
消化吸収能力が落ちてしまいます。
私たちの身体は食べたもので出来ていますが
食べ物の栄養素やカロリーといった概念以外にも
食物の持つ氣(エネルギー)を 脾胃で吸収し肺で全身に巡らせるという
臓腑によっての働きがあることを中医学では述べています。
生命活動をするうえで欠かせない『氣』を取り出す重要臓器=脾胃
ここを冷やすと 氣を取り出すことが上手くできなくなり
結果それが 夏バテ 秋バテ として身体に現れます。
今が元気だから・・・
と 冷たいものをがぶがぶ がぶがぶ飲んでいると
何年か経って
あるいは調子が悪くなった時に顕著な不調として現れますので
けっして侮らないように お気を付けください。
「暑いときに冷たいもの飲む」ことは本来なら必要のないこと。
それが、企業CMの影響で「飲みたくなる衝動に駆られる・・・」
いかにも美味しそう・・・ ですものね!!
冷たいものの取りすぎでも胃腸を冷やしますが
水分の取りすぎもまた 胃腸に大ダメージを与えます。
大汗をかくようなお仕事 炎天下でのお仕事でない限りは
常温またはHOTの飲み物を少しずつ頂くのが 実は丁度よい水分補給。
炎天下や汗をたくさんかくお仕事のときは
身体に熱がこもっているので 体熱を冷やす必要がありますが
それは必ずしも「冷たい飲み物」とは限りません。
麦茶や緑茶は体熱を冷ます作用があるのでおススメです。
同時に スイカ バナナ パイナップル トマト きゅうりなどを食べたり
お塩と砂糖と柑橘果汁を混ぜた自家製スポーツドリンクもおススメです。
(市販のスポドリは、血糖を急激に上げてしまうブドウ糖果糖などの糖分が入っているので注意が必要です)
最近では、自家製スポーツドリンクも手軽に検索して作れるので
自分好みにアレンジするのもおススメです。
その際は 白砂糖ではなく甜菜糖やキビ砂糖 はちみつで代用するのも良いですね。
砂糖自体の薬膳効果は身体を潤す作用もあります
それに加え蜂蜜は ミネラルも含み殺菌作用もあります
(蜂蜜:1歳未満の乳幼児はボツリヌス毒素によるボツリヌス症を発症するおそれがあるので禁忌)
いずれも取りすぎると毒となるので 分量は守ってください。
(果糖などはダイレクトに脳に刺激をするので甘さを感じやすいだけです)
消化器を労わることは
結果 老化を防ぐことへも繋がります。
長い目でみて「いつまでも若く 綺麗でいた~い!」と思うのでしたら
ちょっとした気遣いから養生を始めてみませんか?
わたくし「店長 クニヒロ」は看護師であり国際中医薬膳管理師でもありますので
そういった健康相談にも対応できます。
ラドンガスを吸引しながら
お身体の不調のご相談もできますので
お気軽にお越しください。
ひとりひとりの身体は皆違います。
ひとつの不調を紐解けば どこから起こっているのかも人によって違います。
「病は氣から」
まずはご自身のお身体を労わることから始めてください。
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