冬の過ごし方と養生(最後にお知らせがあります)
みなさまこんにちは!
山羊のほるみぃ洞店長のクニヒロです!
最近まで忙しい日々を過ごしておりまして
お久しぶりなBlog更新となりました(;^_^A
みなさまいかがお過ごしでしょうか^^
11月ももう終盤
世間はクリスマス仕様になっていますね。
師走に入ればあっという間に年末&年越しが訪れます。
今年一年を振り返るにはまだ早いかもしれませんが
2021年を駆け抜けるためにも、やりたい事、やり残している事などがあれば
今からでもスタートさせましょう!
今日は勤労感謝の日で祝日。
電車に乗っていても、いつもより乗客が少なかったので気持ち的にものんびり出勤。
さて、暦上ではすでに冬に突入しています。
冬の寒くなる時期の養生は「養腎防寒」
意味は「腎を養い寒さを防ぐ」
陰陽五行で腎は、生まれてから死ぬまでの間、食べた物や自然から得た生命エネルギーを貯蔵する臓器。そして冷えや寒さが苦手な臓器です。
寒い冬の時期に冷え&寒さ対策をせずに過ごすことは、腎のエネルギーを余計に消耗する=老化現象を早めることになりますので、普段から手足が冷たい方や寒さを強く感じるかたは早めに対応するが吉!
【冬のおススメ食材】
五行で見ると腎のカラーは黒。
黒い食材は腎の働きを助けてくれるものとなります。
食材の例を挙げると
黒豆、黒ゴマ、海藻類、黒きくらげ、黒米、シイタケ、ゴボウなど。
身体を温めてくれる食材としては
ネギ、玉ねぎ、ショウガ、ニンニク、唐辛子、シナモンは有名ですが
その他豚肉、鴨肉、羊肉、エビ、イカ、たこ、鮭、タラ、サバなども温性食材ですので
これからの時期、鍋なども良いですね。
白い食材はカラダを潤す食材。
白菜、豆腐、白ごま、大根、レンコン、ゆり根、いか、牡蠣、白きくらげ、梨もおすすめ。
冬場は空気が乾燥します。肺は外気に直接触れる臓器ですが乾燥を一番嫌います。
乾燥した空気を直接吸い込むとせき込むのは、冷気と乾燥が刺激になっているためでもあります。
カラダを潤す水分は必ずしも「水」とは限りません。
お肌の乾燥が気になる方は、水分以外にも白い食材を意識して摂ると良いですよ。
【日常生活の養生】
次は寒い冬の過ごし方です。
寒い時はとにかく「カラダを冷やさない」が鉄則!
〇首・手首・足首を温めて過ごす
頭、背中(肩甲骨あたり)、脚の3か所はとくに温めてあげるようにするだけでもかなり違います。
家の中で過ごす時も、首・手首・足首が冷えないように、アームカバーやレッグウオーマーを使ったり、首~肩にかけて冷えないように一枚羽織るだけでもかなり暖かく過ごせます。
〇必ず湯舟につかる
一日一回はお風呂に入って湯船につかるだけでも養生になりますが
冬場は保温効果もあるので特におススメ!
冷えた体を温める効果と、カラダが冷えると血液の巡りも悪くなります。鈍った循環を良くするためにも、やはり入浴は必須ですね。
秘訣は「毎日コツコツ続ける」こと。
カラダの細胞も部位や臓腑によって入れ替わる周期が違います。
小腸:2日
胃:5日
肌:28日
骨:90日
赤血球:120日
筋肉:180日
大体3か月くらいで体の全細胞が入れ替わると言われていますので
食事や生活習慣の改善を始めたのなら、最低でも3か月は続けないと変化は分からない...という事になりますね~。
三日坊主や数週間程度では、まだまだ違いはわからない!ということです^^
〇早寝遅起き
冬は陽が落ちるのが早く陽の出も遅い。
人のカラダも自然のサイクルに合わせて生活するのが一番の養生になります。
ですので「冬は早く寝て朝はゆっくり陽が昇ってから起きる」が理想。
お仕事をされている方は難しいかもしれませんが
休みの日の前日は特に“早寝遅起き”を意識して早く寝ると、細胞の修復に時間を費やせます。
遅起きが出来ない方は「早寝」を心がけるだけでもカラダはかなり違ってきます。
毎日の疲れが取れないのも、睡眠が十分確保されていないことも原因。
寝ている間でカラダの中ではいろいろな働きをしています。
傷ついた細胞の修復
情報や記憶の整理
各臓腑の働きを整えて
翌日の活動に備えてくれています。
そんな睡眠時間を短く設定していると
そのしわ寄せは後々巡ってきますので気を付けて。
歳を重ねての不調は、若いころの不摂生や睡眠不足が原因でもありますし
寝だめはできません。
寝ても寝ても眠い方はある意味「睡眠負債」を抱えたカラダになっています。
命と同じくらい「睡眠」は大事にしてくださいね。(睡眠薬を飲んで眠るのはまたちょっと違います)
最後に...
店長も昔は冷え性でした。
それも「自覚のない冷え性」
なんとなく「手足が冷たいな」「冬場は寒くて苦手」と思っていいましたが
実はそれがもう「冷え性サイン」です
約10年かけて体質改善をして来た今、冷え性もかなり改善され、同じアパートに住んでいてもお部屋の中は温かく感じます。
手先足先の冷えはまだ残りますが、瘀血の症状もかなり緩和され
カラダの動かしやすさは天と地の差ほど違います。
今、カラダの不調に悩んでいる方は
今一度食生活や生活習慣を見直すと、この先の生き方が随分と楽になってきます。
これを機会に「薬膳」を学んでみるのも良いですよ!^^
実は密かにジビエを応援している店長。
今月末までのクラファン応援、宜しくお願いします!
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